現状を変えたいなら、思ったときに動くだけ

自己啓発

先日、久しぶりに弟と話す機会があった。弟の思考は、完全に「大衆」からひとりの「事業経営者」へ、引き上げられていた。約2年で、弟がここまで変化したのは一体何があったのか。

今、自分自身はどうしたいのか?

私自身の自戒も含めて、弟の変化は短期間の間でどのように変化したのか。記録したい。

変化する苦痛を覚悟できているから、迷わない

環境の変化と覚悟。

弟は「以前の状態に戻す」「やらなきゃ」という思考から、「やるしかない」という前向きな思考へたどり着いた。

より良い未来をつかむために、うだうだと悩んでいる方がバカらしい。進むため、頭のスイッチを切り替え、早々に踏み出しただけだ。

そこまで至った理由は、話を聞いていて3点あると考えられた。

身を置く環境を変える

弟の付き合う人が、環境変化により変わった。変えざるをえなかった、強制的に変わった、ともいうようだ。

結果、だべるだけのぬるい人間関係を切り離し、経営者等が自然に集まる環境へ、身を置くことに成功したといえる。

たったこれだけ、と思うかもしれないが、その後の変化は「そこで感じたことを、自分の中に落とし込んで行動できるか」ではないだろうか。

悩む前に行動する

変化した環境で出会う人たちは、一般の定義とは離れている「狂った人たち ※」である。

※弟の言葉で記載

その狂人たちと話し、住む世界が違うことを思い知った。「あの場所に立ちたい」と弟の目的が明確になった。

これにより、行動に迷いがなくなった。

迷いがないというよりは、止まっている時間がもったいないから突き進む。

悩んでいるくらいなら、やる。やって駄目だったら、別の方法を考えて進める。

目的を達成するための目標も、目標のための手段も、どうしたらいいか悩むくらいなら行動を増やし、模索して精度を高めているのだろう。

悩むなら、やれ。

弟に言われた言葉である。

考えを止めない、自分にいい訳をしない

弟は、進む過程で中途半端な自分自身が嫌だからこそ、そこに到達してやるという気持ちで動いている。他人のせいにしない。

ウダウダとグチりたい原因があるなら、それをどうにかするために動く。どうにもできない時は、自分に原因があると考える。周りの環境を理由に、できない理由を探さない。

一見、無茶苦茶に見える弟の行動力は、常に「どうしたらいいか?」と考えながら動いているだけなのである。

環境が変わったキッカケ

弟の場合、きっかけはとあるスポーツだった。

日本ではまだマイナーだったそのスポーツで、たまたま一緒になった方が「一般人」ではなかった。

しかも、その方は弟を介してメリットを得たようだった。

そこからだ。

弟の見える環境が、一気に変わった時期は。

人口が少ない新しい場所には、良い出会いがあるようだ。

逆境を悲観しすぎない

私は弟に対して「仕事運がない」と思っていたが、単純に会社員がむいていないだけだったようだ。早く気づいてあげるべきだった。

私は時期も相まって、就職してから今までさほど大きな壁にあたらなかった。勤続年数2桁なので、自身「ヤバい」と思ってはいる。

しかし、弟は就職した後に失業や再就職、再就職先でうつ病からの退職と、かなりキツい状況を経験してきた。

うつ状態の時が一番、どん底だったと言っていた。

弟は、その時に底辺を這いずったのだ。「前の状態に戻る」ように「やらなきゃ」と必死だったといっていたが、スタートはここからだ。

落ちるところまで落ちたのだ。そこからは、もう「やるしかない」「やる」と吹っ切れたのだと思っている。

悩む必要すら、ない。

悩むくらいなら進め

弟の言葉に、姉への忖度(そんたく)はない。逆にありがたかった。身内とはいえ、話に貴重な時間を使ってくれたのだ。

「副業やってみたい」「だけど会社では禁止されてて」「でもなぁ」…

仕事を辞めても暮らせる状況にある私には、副業(復業)に本気で取り組む要素がどこにもない。

自分自身に、「進まないためのいいわけ」が出る時点で無理なのだ。

そこから先に進むことは自ら「覚悟」する何かを明確に持つこと、「本気で取り組むための環境」に身を置くこと、そして「行動」すること。

これしかない。

弟はそう言い放った。事実である。

強制的にこっちの、副業する環境へ引っ張ることはできる。こちら側の環境に身を置きたいなら、応援するとも言ってくれていた。

だが、最後は自分自身で、やるかどうかの「覚悟」を決めるしかないのだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました